毒母から逃げる
毒母とは
「子どもの人生を支配し、子どもに害悪を及ぼす親」(Wikipediaより)
私の母はいわゆる毒母だ。
過干渉ってやつ。
私が遊びに行く時は基本的に5Wで質問してくる。
誰と(男か女か)、どこで、何を…
酷い時は
どっちから誘ったとか。
なんでその人と会わなくちゃいけないのか。
って聞いてくる。
そして、帰ってきたら
何をしゃべったのか。
その友達は何しているのか。
全て聞いてくる。
正直、しんどいし、重たい。
なぜに全部言わないといけないのかと反論すると、
「そんなことも言えないのか」
「やましいから言えないのか」という思考回路。
早く結婚したほうがいいとか言うけど、
こんなにすべて報告しないといけないなら、
相手も探せないよね。
母の口癖は「~してあげている」
基本的に
母は自分がすべて正しいと思っていて、押しつけがましい。
「いつも~してあげているのに」
「この間、~してあげたのに」
頼んでもないことを勝手にして
感謝しろ、と押しつけがましく主張し、
相手から反応がないと、批判が始まる。
こういうのって
自分で自分の首絞めてるよね。
私に向けてだけじゃなく、いろんな人に対して。
言われるたびに嫌気がさす。
昔、作文で賞をもらった時も
「あの時、ヒントあげたから」
何か新しいことを始めた時も
「私が教えてあげたから」
反面教師にするしかない
いつか自分が同じような人間になるのではないかと心配になる。
悪口で日々を過ごすような人間にはなりたくないな。
と、まぁいろいろ書いたけれど、
私は母が嫌いなわけではない。
私のことを考えてくれている部分もあるし、
全く口を利かないというわけでもない。
普通に会話もする。
ただ、最近は口を開くと
誰かの批判なので聞いてる私も気が滅入る。
最近、頭をよぎるのは
結婚しても、相手側の両親に対しても、
「~するなんて!」とか文句を言い続けるのだろうか、と。
そう、だから私は
外国人を結婚したらいいんじゃないか
と思い始めた。
単純。笑
いろいろ言われても
「文化の違いが~!」って逃げられる。
ま、それはそれで
違う問題がたくさんあるとは思うけれど…
「母に認めてもらいたい」という思い
でも結局、感じるのは
心のどこかで「母に喜んでほしい、認めてほしい」って
思ってるんだな、と。
普段から母の顔をうかがったり、
買い物してても「なんでこんな変なの買ったの?」って
言われないかと心配したりしている自分がいる。
でも、その気持ちが満たされることは恐らくない。
なぜなら母は相手を批判することで自分の考えを正当化しているから。
そう考えると、
母も誰かに認められたいという気持ちがあるのかなとも思える。
よくよく考えると、
祖母も母と同じような性格をしている。
だからって、私はそれを認めることはできない。
私は明るく生きたい。
母とは一定の距離を保っていくしかない。
母には母の人生が
私には私の人生が
自分らしく生きよう。